■ Fenrir-フェンリル- あとがき ■

鹿神 藍


 この作品を書いたのは、僕がまだ専門学校に通っているときでした。
 仲間内で結託して二年目の文化祭で本を出そうという話になり、アインというサークルを立ち上げるきっかけにもなった作品です。
 本来なら続編が続く予定でしたけど、そのままガラテアの企画じたいがメンバー一人の脱退と共に自然消滅していました。
 今見直すと多々痛いところもありますが、読み返すたびにこれもまた一興と思い、当時の文章を書き直すことなくそのままにしておきます。

 あ、それと念のために言っておきますが、続編を書くつもりはないでのあしからず。